暮らしの知恵

マンスリーマンションで1か月の一人暮らし体験。部屋選びと暮らしの確かめ方

一人暮らしの朝をイメージした一人分の朝食とマグカップ

東京在住35年のコンシェルジュです

気になっている街で、自分の部屋から朝を始める。仕事へ行き、帰りに買い物をして、休日は好きな時間に出かける。一人暮らしを考え始めると、そんな毎日を想像するのも楽しいですね。

家具をそろえて引っ越す前に、一度暮らしてみたい。そんな方には、マンスリーマンションで1か月ほど過ごす方法があります。家具・家電があるので、大きな買い物をする前に、通勤や家事を自分の予定の中で試せます。

朝の支度に何分かかるか。仕事から帰って洗濯する時間はあるか。部屋の写真だけでは分からなかったことも、暮らしてみると次の住まいを選ぶ手がかりになります。

気になる街の、平日を過ごしてみる

休日に訪れて好きになった街なら、今度は仕事や学校のある日にも過ごしてみませんか。朝の駅の様子や、夜の帰り道。遊びに来たときには気づかなかったことが見えてきます。

通勤を短くしたいなら、職場まで実際に通える期間で。自炊を試したいなら、キッチンの使い方や買い物の場所も気になりますね。今回知りたいことが決まると、部屋を選ぶ理由もはっきりします。

将来の一人暮らしを考えるための滞在なら、普段の予算で住めそうな場所から探すのがよさそうです。広い部屋や高いエリアでの1か月も楽しいものですが、そのまま続けられるかは別に考えておきたいところです。

写真の部屋に、自分の荷物を置いてみたら

机の上にはパソコンと本。クローゼットには仕事着と休日の服。写真を見るときは、自分が持っていくものを置いたつもりで眺めてみてください。

食事と仕事に同じ机を使うなら、資料をどこへ片付けるか。洗濯をまとめてするなら、干す場所はどのくらいあるか。毎日のことなので、部屋の広さと同じくらい気になるところです。

東京コンシェルジュでは内見を行っていません。写真や間取りで分からない設備や家具の配置は、申し込み前にお尋ねください。

料理や身支度に使うものも、すべてが備え付けではありません。食器・調理器具やアメニティ類はオプションです。標準設備とオプションを見て、持っていくもの、現地で買うものを分けておくと、初日の買い物が少なく済みます。

1か月の予算は、部屋代以外も少しずつメモ

部屋の利用総額に、行き帰りの移動、食費、日用品、必要なオプション。体験中に使うお金は、まとめて用意しておきましょう。

暮らし始めたら、食費や交通費を1週間ごとに足してみると、月末までの予算を考えられます。初日に買ったフライパンなど、翌月は買わないものは別の欄へ。毎月かかるお金と混ぜないほうが、続けた場合の生活費を見積もれます。

ただし、1か月の体験費を、そのまま普通賃貸での月額予算にはできません。家具や家電を新しくそろえる費用、契約時に必要なお金など、体験ではかからなかった支出もあるためです。今回の記録は、まず食費や日用品、移動にどれくらい使ったかを知る材料にしてみてください。

4週間、少しずつ部屋と街に慣れていく

最初の数日は、駅までの道や、ごみを出す場所を覚えるだけでも用事があります。初日から予定を詰め込まず、慣れてきてから試したいことを増やしていくのはいかがでしょうか。

期間の目安 こんなふうに過ごしてみる 書き留めておくこと
1週目 部屋と通勤経路に慣れ、食品や日用品を買う場所を探す 朝の所要時間、足りなかったもの
2週目 仕事のある日に食事や洗濯をしてみる 帰宅時間と、家事に使った時間
3週目 予定のない夜や、部屋で過ごす休日もつくる 外出したい日、家で休みたい日の過ごし方
4週目 費用を振り返り、荷物を片付ける 次の部屋で欲しいもの、なくても困らなかったもの

これは一例なので、生活に合わせて入れ替えて大丈夫です。毎朝料理をするつもりが、近所のパン屋さんに寄るのが楽しみになることも。予定どおりにできなかったことも、自分に合う過ごし方を知るきっかけになります。

気づいたことは、忘れないうちに短く残しておきましょう。「駅まで10分なら平気だった」「服を掛ける場所はもっと欲しい」。そんな一行が、次の物件を見比べるときに役立ちます。

延長や退去の連絡期限は、暮らしの振り返りとは別に、入居前にカレンダーへ。東京コンシェルジュの延長は空室状況によります。滞在を延ばしたくなったら、期限を待たずにご相談ください。延長・退去に関する案内

一人暮らしに向くかより、どんな部屋なら続けられるか

1か月が終わるころ、「向いている」「向いていない」の二択で決めなくてもよいのではないでしょうか。

駅までは少し歩けるけれど、乗り換えは減らしたい。広い部屋より、服をしまえる収納が欲しい。休日は近所に出かけられれば十分。実際に過ごしたからこそ、自分が譲れること、譲りたくないことが分かってきます。

季節や働き方が変われば、欲しい条件も変わります。今回分かったことを、これからの部屋探しに持っていきましょう。

東京コンシェルジュへは、希望期間、通勤・通学先、全体の予算をお知らせください。「この街の平日を過ごしてみたい」といったお話からでも、お部屋を探していけます。

一人暮らし体験のお部屋を相談する